2015年01月13日
杭州料理 天香楼にて
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ランディス台北ホテルの天香楼にて「杭州料理」を頂きました。
小龍包のお店にするか、少し迷った末に、「杭州料理」に決めました。
同行したいとこが企画した台湾旅行、四日目の夕食の選択です。
四川料理、北京料理、広東料理、…etc.は一般的ですが、はじめて聞く杭州料理というのは一体どんなものか、興味津々でした。
広い中国のことなので、食文化の地方色、宮廷料理と家庭料理の違いなどについて語るとなると、大部の書物になってしまうことでしょう。
(四川料理なら習ったことがあるので少しは分かるのですが…)
ということで台北の宿泊先のホテルから人気の杭州料理の店に向かいました。
メニューを記録しておきましたので、以下にその写真を掲載します。
短い滞在だったので正確なことは言えないのですが、台湾料理は淡泊だという印象を持ちました。
塩味が強ければとても完食できない量の食事がしっかりと胃袋におさまってしまうのは不思議なほどです。
中国料理の一皿一皿には、一体どんな贅沢な宮廷料理かと思わせる美辞麗句がついています。
漢字文化のパワーにも圧倒されました。
豊かなイメージを喚起する漢字、変幻自在な字体の多様性…
奇を衒わず、合理的なのが中国料理なのかもしれません。
フランスの料理人がしな鍋一つで調理できることを羨ましがるのも分かります。
味のバランスを考えて組み立てられていると思ったので、この日はセットメニューにしました。
天香楼では、ウーロン茶やワインをサービスする給仕人の手際のよさにも感心させられたことでした。
香がよく上品な杭州料理は、決め手は素材の良さと推察されます。
シンプルであるだけに、却って家庭で再現するのは難しそうです。
Posted by bookentd at 16:55│コメントをする・見る(0)